【福岡発】高齢両親と3泊4日四国旅するなら個人旅行がお得で安心 

格安旅行
はるな
はるな

高齢の両親と行く旅行は、コスパや便利さを考えるとツアーよりも個人旅行の方がよさそうですね。

まるめ
まるめ

高齢者は急に体調を崩したり、他のツアー客と団体行動が出来なかったりするので、私は個人旅行を強くおススメします。

今回福岡から飛行機で移動し、レンタカーで旅しましたが、途中で父が体調を崩したり、母が転倒したりといろいろあったので、個人旅行にしてよかったと思います。

このブログで分かること
  • 旅行スケジュールと費用
  • 航空券を安く手に入れる方法
  • レンタカーを安く借りる方法
  • 今回利用した旅館の紹介
  • 高齢両親と一緒に旅する時の注意点

四国4県をめぐったスケジュール

父がもう一度お遍路がしたいと言って計画した旅でしたが、次はいつ行けるか考えると4県をめぐる観光旅行になりました。

1日目 福岡 → 徳島

1日目

福岡空港」 → 「徳島空港」 → レンタカーを借りる → 「鳴門海峡」 → 昼食 → 「阿波踊り会館」 → 1番寺「霊山寺」 → 2番寺「極楽寺」 → 3番寺「金泉寺」 →  6番寺「安楽寺」に宿泊

2日目 徳島 → 高知

2日目

安楽寺」 → 「大歩危」で船に乗る → 「祖谷」でかずら橋を渡る → 昼食 → 高知 「桂浜公園」 →  旅館「城西館」→ 「ひろめ市場」で夕食

3日目 高知 → 香川 → 愛媛

3日目

城西館」→ 香川善通寺」→ 「こんぴら神社」 →  昼食 → 愛媛 道後温泉「KKR道後ゆづき」に宿泊

4日目 愛媛 → 福岡

4日目

KKR道後ゆづき」 →  松山城 → レンタカー返却 →  松山空港 →  福岡空港

費用は3泊4日1人70,783円、意外と安かった!

飛行機やレンタカーを使った割には、旅行費用は思ったよりかかりませんでした。早割の航空券、割安のレンタカー、キャンペーン中の旅館を利用できたおかげだと思います。

内容費用
飛行機往復代25,850
レンタカー代金(3泊4日)7,390
ガソリン・高速・移動運賃5,958
宿泊費(3泊分)28,365
施設入場料など3,220

合計 1人当たり 70,783円

移動が短い飛行機での移動が快適!

はるな
はるな

高齢者を連れての、バスや船での移動は難しいでしょうね。

まるめ
まるめ

移動時間や疲労を考えると飛行機での移動が最適です。

飛行機だと移動は1時間 11,660円~

福岡発だと、バスやフェリーでは7~14時間、電車でも4時間くらいかかりますが、飛行機は1時間以内で行けます。一人や友人たちとの旅だったら船もいいなと思いますが、高齢者の体力を考えると飛行機が最適です。

移動手段所要時間料金URL
高速バス約11時間最安値: 7,180円〜高速バス
フェリー約14時間二等10,570円~オーシャン東九
日本航空(JAL)約1時間最安値: 11,660円〜日本航空
新幹線+特急約3時間~4時間約15,470円~JR

飛行機代を安くする方法

福岡から徳島、松山に飛ぶ飛行機は、残念ながらJAL便しかなく、Peachなどの格安航空券はありません。しかし、JALといえども28から75日前に予約することで、早期割引が適応されることがあります。割安のため、途中で便の変更が出来ないなどの条件があるので注意してください。福岡 ⇔ 徳島だと最安値11,660円~ 福岡 ⇔ 松山は12,100円~購入できます。(2024年11月現在)

レンタカー代3泊4日で22,172円

今回、初めて「パジェットレンタカー」という会社を利用しました。こちらを利用したのは、他の会社に比べ費用が大幅に安かったためです。トヨタや日産レンタカーが4万円台だったのに対し、パジェットレンタカーは2万円台で借りられました。「パジェットレンタカー」は1958年にアメリカで創業されたレンタカー会社で、1985年から日本でも事業を展開しているそうです。なじみがないので大丈夫か心配でしたが、空港からの車でのお迎え、短時間での手続き、感じの良い対応で得に問題なく使用できました。

徳島空港で借りられるレンタカーの費用比較

レンタカーは予約時期や需要で料金が変わるので、いろいろ比較してみてください。

会社名コンパクトカー費用
スカイレンタカー24時間料金:5,500円〜
ニコニコレンタカ24時間料金:5,500円〜
タイムズカーレンタル24時間料金:6,600円〜
オリックスレンタカー24時間料金:7,150円〜
日産レンタカー24時間料金:7,700円〜
ニッポンレンタカー24時間料金:8,250円〜
トヨタレンタカー24時間料金:8,800円〜
バジェットレンタカー24時間料金:9,350円〜

レンタカー比較サイトで探すと最安値が見つかりやすい

サイトによって値段が違うので、比較サイトもいくつか調べた方が最安値に当たると思います。

レンタカー比較サイト
楽天トラベル
たびらい
エアトリ

レンタカー費用を安くする方法

レンタカー費用を抑えるには、オプションや免責補償を使用しなかったら安くなります。まるめはオプションなし、免責補償非加入、ゴールドカード割引で安くなりました。免責補償非加入の欄には、「事故やトラブルの際、最大15万円の免責額(対物・対車両)の支払いが発生します。」と書かれてますが、普段から安全運転のまるめは気持ちを強くもって非加入としました。しかし、万が一事故を起こしたときは自腹を切ることになるので十分注意して運転しましょう。

宿泊費用を安くする方法

交通費の次に費用がかかるのは宿泊費です。今回一泊10,000円前後の宿泊先を選びました。父はお酒を飲むとおつまみしか食べないので夕食のないプランにしました。高齢の両親と一緒の旅行のため、以下の内容を考慮して宿泊先を選びました。

  • 普段と同じように敷布団で寝るために、和室のお部屋であること
  • 車が横付けでき歩行距離が短いところ
  • 外に夕食を食べに行くため、観光地に近い場所
  • 広いお風呂のあるところ
  • エレベーターがあるところ

【徳島】6番寺「安楽寺」宿坊 一泊一人7700円(夕朝食付き)

徳島一泊目の宿泊先は、父が以前宿泊したという6番寺「安楽寺」の宿坊に泊まりました。こちらの宿坊は温泉もついていて、お部屋のタイプも和室や洋室、いろいろ選べます。お布団は自分たちで敷く必要がありますが、夕朝食がついて一人7700円はかなりリーズナブルです。浴衣やタオル、アメニティー、お茶セットもついています。宿坊というと窮屈そうなイメージがですが、食事時にお酒を注文出来たり、お酒の自動販売機や喫煙室も用意されていて普通の旅館と変わらない設備でした。夕食後19時より自由参加の勤行(仏前において読経すること)がありますが、普段は入れない本堂の奥まで見学することが出来るので、ぜひ勤行に参加して頂きたいです。

【安楽寺宿坊】宿泊おすすめポイント
  • リーズナブルに泊まれる
  • 喫煙、飲酒もできる
  • 温泉が付いている
  • 勤行に参加できる
  • 他の泊り客と交流が持てる
【安楽寺宿坊】宿泊デメリット
  • 自分たちで布団を敷く必要がある
  • 夕食、朝食時間が決まっていて時間を選べない
  • 部屋にトイレ・冷蔵庫がない
  • 21時以降は外出できない
  • 朝風呂がない

【高知】老舗旅館「城西館」 一泊109,99円(朝食付き)

旅行2日目は高知市内の老舗旅館「城西館」に泊まりました。こちらの旅館は楽天トラベルで「お部屋おまかせ1日5組限定プラン」というものを予約しました。普段は一泊20,000円以上のお部屋が10,999円で泊まれてとてもお得でした。「おまかせの部屋」なのでどんなお部屋かと思いましたが、十畳の広々とした和室で、道路に面した窓からは高知城を見ることが出来ました。

【城西館】宿泊おすすめポイント
  • 老舗旅館のためビジネスホテルにないサービスがある
  • 和室で広々としたお部屋
  • 絶景露天風呂があり、湯上り後の無料飲み物やマッサージ機がある
  • 朝食がビュッフェで充実した食事ができる
  • 「ひろめ市場」まで思ったより遠くなかった
  • 旅館内に立体駐車場があり移動がスムーズ

ひろめ市場」から離れていたので心配でしたが、目の前の駅から路面電車で5駅、帰りはタクシーでワンメーターでした。

【城西館】宿泊デメリット
  • おまかせの部屋のため、低い階だと眺めがあまりよくない
  • お部屋はやや古い感じ

大きなデメリットはなく、あえて言うならといった感じです。

【愛媛】「KKR道後ゆづき」 一泊9,150円(朝食付き)

旅行3日目は「KKR道後ゆづき」に泊まりました。こちらを選んだのは家族がKKRカード会員のため割引が効いたためです。大体一割くらい安くなりました。一人10,000円以下の和室旅館を道後温泉で探そうと思うと、古い旅館だったりお部屋が狭い場所がほとんどです。道後温泉まで徒歩圏内場所ということで、こちらの旅館を選びました。

【KKR道後ゆづき】宿泊おすすめポイント
  • 会員割引がある
  • 道後温泉から徒歩圏内
  • 温泉がある
【KKR道後ゆづき】宿泊デメリット
  • 建物、お部屋が比較的古い
  • 大通りからの入り口が分かりにくい
  • 道後温泉まで徒歩圏内だがやや離れている(徒歩10分くらい)
  • スタッフの数が少ない(「城西館」に比べるとサービスが落ちる)

高齢者との旅行の注意点

高齢両親との旅は、途中でハプニングが起こる可能性が高いため、余裕のあるスケジュールを組む必要があります。いろいろ見せてあげたい気持ちもありますが、時間と体力に余裕をもった計画を立てることが大切です。高齢のため、身の回りのことに注意を払えないようになってきています。知らない場所では特に注意力が散漫になり、忘れ物をしたり道に迷いそうになったりすることもありました。ここは娘である私が注意して見てあげないといけないなと思いました。

高齢者旅行の注意点
  • スケジュールは体力も考慮し、余裕を持ったものにする
  • 移動時間、歩行時間は短くする
  • 旅行準備の段階で持ち物のチェックが必要(不要なものを沢山持ってきてました)
  • 旅館を出る時は娘が最終チェックする(母が貴重品を旅館に置き忘れてました)
  • 最終日、旅館から荷物を送る時は手持ち荷物に着替え一式を入れておく(最終日に父が失禁し着替えがなく買いに走りました)
  • 慌てない、せかさない(急いだ母が転倒しました)

まとめ

高齢者との旅行は移動時間が短い飛行機での移動が最適です。旅行計画は余裕をもったスケジュールで、団体行動ではなく自由が利く個人旅行がおススメです。途中で何か起きても対応できるようにしておきましょう。観光地を沢山めぐることよりも、家族と一緒に過ごす大切な時間と思いましょう。

このブログが、少しでも皆さんの旅行の役に立てれば幸いです。