【宮崎県】美郷町南郷 コテージ山霧「霧の宿」一泊一人6500円

格安旅行

宮崎県の日向市から車で50分ほどの、美郷町南郷にあるコテージに泊まってきました。自由に使えるサウナ小屋があって、体をしっかり温めた後は星空を見ながら「ととのう」を体験。ふもとの温泉にも無料で入れてコスパがよかったので紹介したいと思います。

★「ととのう」とは、サウナ、水風呂、外気浴を繰り返すことで得られるリラックス状態のことを言います。

はるな
はるな

宮崎県の美郷町ってどこにあるんですか?結構マニアックな場所に行くんですね~。

まるめ
まるめ

今まで一度も足を踏み入れたことのない地域でした。日向市が近いので日向観光の後に訪れるといいと思います。

おススメポイント
  • サウナ小屋が自由に使える
  • ふもとの天然温泉に無料で入れる
  • 受付で化粧水や顔パックなどのアメニティを無料でもらえる
  • BBQセットなど無料の貸し出しがある
  • 部屋のエアコンは無料で使える
  • ペットと一緒に泊まることができる
  • 静かで自然が多くのんびりできる
  • コテージが隣り合ってないので、騒いでも大丈夫そう
ちょっと残念な点
  • 街から遠いので事前に買い出しが必要
  • 到着までの山道がちょっと不安になる
  • HPに「4人12500円」とあるが、じゃらんでしか予約できないこと(今はこの値段でやってないのかな?)

サウナ小屋あり自由に使えてコスパ良し

無料の自由に使えるサウナ小屋がある

コテージ山霧」には、受付の近くにかわいいサウナ小屋があって宿泊者は自由に使用できます。しかし、サウナは男女共有なので水着やTシャツ着用が必要です。小屋の外には山水を引いたお風呂サイズの水風呂も用意されてます。まるめが行ったのは11月の寒空の日だったので、外のハンモックでのんびり「ととのう」体験するだけにしました。コテージからサウナ小屋まで徒歩で3分もかからないです。まるめ達はコテージでサウナ用の服装に着替え、上着をひっかけてサウナ小屋に向かいました。時間帯によって誰もいなければ、貸し切り状態でサウナを楽しむことが出来ます。

室内に水と尺の用意あり 自由に「ロウリュ」できる

サウナ小屋には木桶に水が用意されていて、かわいい木の尺で自由に「ロウリュ」できます。小さなストーブもかわいくてほっこりします。

サウナのテラスで星空を眺めながら「ととのう」を体験できる

サウナ小屋近くのテラスから、綺麗な星空を眺めることが出来ます。周りにはコテージの光しかないので、街中で見るよりも沢山の星が見れます。日常を忘れてぼんやり出来るひとときです。

サウナのために準備するもの
  • Tシャツ・短パン・サウナハット
  • タオル
  • 水分補給のための飲み物

ふもとの天然温泉に無料で入れる

コテージ山霧に宿泊すると、コテージに行く手前にある「南郷温泉どんタロの湯」に無料で入れます。泉質はナトリウム炭酸水素塩(低張性アルカリ性温泉)で、肌がつるつるする「美肌の湯」です。内湯と露天風呂、サウナに水風呂もあります。

温泉施設内には食事処があり、テイクアウトしてコテージでゆっくり食事することもできます。まるめ達は「軟骨の唐揚げ」「チヂミ」をテイクアウトしてコテージで頂きました。コテージは小高い山の上にあって温泉施設から4キロの距離があるので、先に温泉に入ってから向かうことをおススメします。

【犬好き必見】ペットと泊まれるコテージ

「ペットと泊まれるお部屋」と「ペットなし」のお部屋は分かれているようです。まるめが泊まった部屋は「ペットなし」でしたが、間取りはあまり変らないと思います。「ペットと泊まれるお部屋」は一人500円高くなります。

建物は真新しくはないですが綺麗に掃除されています。キッチンのコンロや電化製品は年期が入っている感じです。 受付時にシーツの入った箱をもらい、自分たちで布団を敷くスタイルです。毛布と羽根布団もあるので暖かかったです。まるめ達は使いませんでしたが、寒いときは石油ストーブも使えるようでした。

宿泊前に用意した方が良いもの

ふもとの町にはAコープとコンビニが一軒ありますが、20時くらいには閉まってしまうようです。なので必要な食材は美郷町に入るまえの日向市で購入することをおススメします。上の写真のようにある程度のキッチン用具や皿などはありますが、調味料やキッチンペーパーなどないので準備は必要です。

準備しておくと良い物
  • ティッシュやキッチンペーパー類
  • 調味料・食材・コーヒーやお茶
  • ボールやざる 

近くの見どころスポット

朝霧が見える「恋人の丘」が幻想的!

コテージから車で5分くらい下ったところに「恋人の丘」という韓国風の東屋があり、朝霧の中の風景は幻想的です。谷間の町が小さく見えて、きっと昔の人も今と同じ山間の風景を見たのだろうと思いを馳せます。「霧の宿」というだけあって、朝霧が良く見える場所です。

百済伝説がある不思議な郷「百済の館」で韓国衣装着放題

ふもとにある「百済の館」は韓国風の色鮮やかな建物で、チマチョゴリの無料貸し出しがあり建物と一緒に写真を撮ることが出来ます。日本にいながら韓国体験。お友達に韓国旅行の写真と言っても騙されそうな感じです。近くの「南郷温泉どんタロの湯」の食事処では「石焼ビビンバ」や「チヂミ」などの韓国料理も食べれるので、ちょっとした韓国気分を感じられます。

まさかこんな場所で!

「正倉院」が見れる?

「百済の館」の近くに「西の正倉院」と呼ばれる建物があり、こちらもなかなかの見どころです。まさに奈良にある「正倉院」。同じサイズ、同じ設計図で作られたもので、中には鏡などの宝物の展示や百済王族の歴史、「師走祭り」について学ぶことが出来ます。

まったく知らなかった人里離れた山間の美郷町ですが、その歴史の深さ、町の人が守ってきた伝説と今でも引き継がれる祭りの歴史に驚かされました。

そもそも美郷町南郷ってどこにあるの?

美郷町は宮崎県の北部にある山間の町です。車で日向市から50分、宮崎市、延岡市から1時間30分、福岡からだと5時間くらいかかります。

美郷町 · 宮崎県東臼杵郡
宮崎県東臼杵郡

まとめ

コテージ山霧「霧の宿」は一泊6500円で一般的なキャンプ場にあるコテージに比べると割高ですが、室内の清潔さや備品の充実、サウナ小屋や天然温泉を無料で使用できることを考えるとコスパが良い宿と思います。美郷町はめったに行くような場所ではありませんが、小さな山間の町というだけに留めるにはもったいない多くの歴史を持つ場所でした。宮崎市や延岡市に用事があった際は、少し足を延ばして山間の静かな町でのんびり過ごすのも良いと思います。

まるめも自宅から遠いことを除けば、年に数回は遊びに行きたい場所です。また機会があれば、友人たちを誘ってのんびり数日間滞在するのも良いかと考えています。